千住散策~安養院(遠くへ行けないから近所を散策) [東京都(下町)]
今回は6月の末に千住の街歩きで立ち寄ったお寺の写真です
宿場町商店街から荒川河川敷を向かう途中に脇道へそれて住宅街を歩いていると
少し離れた場所から立派な銀杏の木が見えましたので何があるのかと確かめに行くと
入り口に3体のお地蔵さんの姿がありました
小さいお地蔵さんは色が白くて削られたようになっていて
なんだろうと近づいてみることにしました
左側の小さなお地蔵さんは顔や体が何かに削られたのかのっぺらぼうです
説明の看板にはかんかん地蔵と書かれています
小石でカンカン叩くとご利益があるんだとか
1699年建立との事で300年以上叩かれ続けてこんな姿になったんですね
その横の2体のお地蔵さんは仲直し地蔵だそうです
仲直しは、なかよしと読むようです
6月の平日だったせいか、観光地でもなく、お盆やお彼岸でもないので
ひっそりとした境内で静かに建物や石仏を拝見させていただき
心休まるひと時を過ごさせてもらいました
そしてお盆のこの時期、今年はいつもと全く違う夏を迎えていますが
こういうときだからこそ、普段通り過ぎている所を改めて訪れてみようと思っています
ついつい遠くへ行ってみたいと思いがちですが
新たな発見がいろいろあるもんだと思う今日この頃です
真言宗豊山派安養院
西林山長福寺安養院と号し、鎌倉時代北条時頼が創建したと伝えられています。