吊り橋と雲 [空・雲]
前回に引き続き雲の写真をご覧いただきます
自転車に乗って近所を回っているとついつい空が広く見える場所に行きがちです
いつもは荒川沿いをサイクリングするのですが
今回は環七通りを江戸川区方面へ南下した後、中川の堤防を走りました
写真の吊り橋はその中川にかかる高砂橋です
この界隈、葛飾区の高砂や青戸は下町ですけど
こうしてみると密集した民家も写っていなくて
どこか遠くへ出かけたように錯覚したりします
この日は雲の流れが早くて、消えかけた巻積雲や
積雲(ひつじぐも)がうかんでいました
この橋の形が妙に気に行ってしまって何度か通っています
この日は朝から曇りがちだったのですが
雲が切れてきたら、その上空にある波状雲が現れてきました
波状雲は5000mほど上空に現れる高積雲の一種です
この日は午前中からぐんぐん気温が上昇していました
地上で暖められた空気が上昇してふわふわした綿のような積雲となっていました
夏などはこの積雲がさらに発達して積乱雲となって
夕立を降らせるのですが、今の時期そこまでパワーはないようです
これは中川の堤防を走っているときに見かけた巻雲です
筆で描いたような形の雲で10000mを越える高い空に出現します
上空10000mというと飛行機が飛行する高さで
水滴の塊である雲も、氷点下60℃にもなる上空では氷晶となるため
このような形になります。
この雲の形は個人的に気に入ってるのですが
温暖前線の先端に出来る事が多く
この雲を見てから数日後には天気が崩れることが多いです
この日は昼間から雲が多めでしたので夕方に出かけました
下町の建ち並ぶ民家やビルのシルエットとすじ雲が
非日常的な風景を映し出してくれました
やはりこの雲が出現してから微妙なお天気が続きます
全国的に緊急事態宣言が解除となりましたが
まだしばらくは自粛的な生活が続きそうです
こうした身近な風景をもう少し楽しみたいと思います
★ 高砂橋 は中川に架かる東京都都市計画道路 補助280号の橋である。2007年までは東京都道468号堀切橋金町浄水場線の橋であった。現在の橋は2003年竣工の2代目であり、右岸 の東京都葛飾区青戸二丁目と左岸 の高砂二丁目の間を結んでいる。 (ウィキペディアより引用)
いいですね、雲の写真と雲の話。
日常に占める割合も一定程度以上ある割には、
このような記事になることは少ないような気がします。
分かりやすく身近な気象である雲。
身近だから皆さんそれぞれに経験値をお持ちですが、
身近すぎてキチンと整理されていないようにも思います。
面白いですね、雲。
好きだなあ、雲(^^♪
by song4u (2020-05-29 07:58)
父方の祖父母が、葛飾高砂の中川すぐ傍に住んでいました。
子どもの頃、夏休みには長くそこに行っていて、中川の土手で寝転んで、
雲を眺めていたのを思い出しますねえ。
雲が流れているのに、自分が動いているかのような錯覚が愉しくて。
お写真拝見して、ふと思い出しました。
by ナツパパ (2020-05-29 09:12)
★ song4u さん
ありがとうございます
写真を撮りに行くのに天気が気になり
雲の形が気になりとしているうちに
天気の本を買ったり雲の図鑑を図書館で借りたり
そんなことをしているうちに雲そのものが好きになりました^^
★ ナツパパ さん
なるほど、馴染みの土地なんですね
子供の頃って、電車から眺めていた月に追いかけてる
そんな事を私も不思議に思った事を思い出しました
流れる雲を眺めるのは飽きないですよね
by gardenwalker (2020-06-01 20:44)