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津軽の旅 2021年夏 その4(弘前のレトロな建築物) [北海道・東北]

弘前城を後に周辺のレトロな建築物を巡ってみた



弘前城 天守閣広場からの眺め

弘前城公園を後にしたのは夕方の5時過ぎ
3時半くらいに三の丸の追手門を潜ったのでかなり公園内で時間を費やした感じです

夏至を過ぎた頃の北国の日は長いんですよ
だから、少し涼しい風が吹いて来たもんで
歩き回って疲れてきた足を騙し騙し歩き続けてしまったんですよ


弘前の街はとてもハイカラなところでした



濠沿いのカフェのテラス席

三の丸東門を出たところにこれまたお洒落なカフェがありました
ちょっと休憩、と思ったのですが営業終了してました


日本基督教団 弘前教会



協会公式HPによると、1875年(明治8年)に東北最古のプロテスタント教会が弘前に誕生した
とありますが、とてもレトロな木造の建物でした
http://hirosakichurch.sakura.ne.jp/index.html


三上ビル



昭和2年に弘前無尽株式会社(後に弘前相互銀行)が自社専用ビルとして建設した
と弘前市のHPで紹介されていました。昭和2年って? 1927年です。未だに現役。。。
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/gaiyou/bunkazai/kuni/kuni-touroku2.html


青森銀行記念館



旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)は明治37年に建てられたそうです
明治37年は1904年です、こんな建物が5分も歩かない範囲に建っています
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/gaiyou/bunkazai/kuni/kuni-touroku2.html


旧弘前市立図書館



明治39年日露戦勝記念として建てられたもので昭和6年までは市立図書館として利用されていたそうです。
もう、時代感覚が麻痺してきます。汗^^;

ミニチュア建造群



ミニチュア建造群 日本基督教団 弘前教会


ミニチュア建造群 旧東奥義塾外人教師館


ミニチュア建造群 菊池薬局

旧弘前市立図書館の建物の傍にはミニチュア建造群がありました

弘前は町自体が博物館のようだった


弘前市は青森市と比べると昔の建物が残っていて歴史を感じる町でした
弘前は津軽藩、青森は南部藩という旧藩主が異なるだけでなく、津軽平野に代表される稲作で潤っていた津軽藩と寂れた漁村の青森市という歴史があるようです。明治時代くらいまでは弘前の方が栄えていたんですね

それが、北海道の開拓で物資の輸送の要として俄然青森市の重要度が増して廃藩置県によって青森市が県庁所在地となり今でいう大学である専門学校が青森市に置かれ栄えていったようです

しかし、太平洋戦争が青森市の8割が空襲で焼け、空襲を免れた弘前に古い街並みが残ったり、国立大学が弘前に移って、それが今でも弘前大学として残っているんです

最初は太宰治の足跡を訪ねるつもりでいたんですが、いろいろ調べてゆくと興味深い町であることが分かってきました。また近いうちに弘前を訪れてみたいと思っています

津軽の旅はもう一回続きます


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