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津軽の旅 2021年夏 その5(最終回/弘前市内ぶらり) [北海道・東北]

弘前市内をそぞろ歩く



弘前昇天教会

1泊2日のスケジュールで弘前を訪れました
僅かな時間の間に五所川原も訪れ、弘前城も細かく回って、大鰐まで足を延ばしたり充実した旅でした


今回の旅の強い味方となったのはこちら
津軽フリーパス です
青森駅から碇ヶ関、川部から五所川原までのJR線
弘南鉄道全線、津軽鉄道の五所川原から金木まで
そして弘前市内のバスなどが2日間乗り放題に特典付きで
大人2,100円というお得な切符です
詳しくは↓ ↓ ↓ ↓
http://www.tsugarunavi.jp/freepass/

さて、トップの写真の弘前昇天教会ですが弘南鉄道の始発駅中央弘前駅に隣接して建っています
弘前城公園や旧弘前市立図書館のあるエリアから徒歩で10分くらいのところにありますが市内を走るバスの路線図が分かれば市内を走るバスでもアプローチが出来ます

ゴシック様式でまとめられた建物は、大正9年に竣工されました。設計は明治村にある聖ヨハネ教会教会堂(国指定重要文化財)と同じJ・M・ガーディナーによるものとされています。
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/gaiyou/bunkazai/ken/ken12.html

弘前市内ではカオスな一帯



街の中には蔵のようなクラシカルな建物(民家でしょうか)もありました


飲み屋街と呼び込みの兄ちゃん

弘前大学病院からa歩いて5分と離れていない場所、弘前城からも10分ほどの場所に
飲み屋が立ち並ぶエリアが突然現れたりします
子供の頃、自分が育った町の一角にもキャバレーなど歓楽街みたいなものがありましたが
ウン十年ぶりにそんな風景に突然タイムスリップした気持ちになりました
あえて、モノクロでアップしました



雑居ビルの表に建っていた看板、年季が入った感じがします



ごちゃごちゃ感がありますね
ただ、夕方歩いた時にはここいらは人の気配がありませんでした



ホタテの殻とエキサイティングなお姉さんの看板



けっこう繁盛していると見えました

お寺が立ち並ぶ禅林街



禅林街 栄螺(さざえ)堂 蘭庭院

弘前城、弘前市役所から歩ける範囲にお寺が立ち並ぶ禅林街がありまして
途中で雨が降ってきて全部回ることは出来ませんでしたがその一部を回ってきました

禅林街は、津軽藩二代藩主信枚が弘前城の南西(風水でいう裏鬼門の方角)の砦として、1610年(慶長15年)に津軽一円の主要寺院をこの地に集めたものが起源のようです、曹洞宗三十三ヵ寺が連なっています。

写真の栄螺堂は蘭庭院の道路に面する場所にあり、弘前市指定有形文化財です。
八角形の仏堂で、内部は右回りの回廊と直進階段を併用して昇降します。
東北では2つだけしかなく貴重な建物となっているようです

https://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/details.html?id=API00100002205


禅林街 大浦山 海藏寺

建物の雰囲気が北国のお寺っぽかったので撮影させていただきました


弘前天満宮

弘前城の土塁のトンネルを潜ったところにあります
禅林街への通り道にあるというところです



弘前市の西茂森町に弘前天満宮があります。かつて領内修験(山伏)の蝕頭を勤めてきた大行院のあったところです。
明治5年(1872年)修行廃止の命令が出て大行院が廃止となり、急遽愛宕山橋雲寺(岩木町)から菅原天神を移建して天満宮としたそうです。この時境内にあった岩木神社をも合祀し、天満宮は茂森町一帯の鎮守となり今日に至っているとのことです。

ここで、今回の旅は終了となります

おまけ


スマホの撮影からどうぞ


弘前駅の改札内にはねぷたのミニチュアが飾ってありました


ねぷたの隣にはリンゴジュースの自動販売機


残照の岩木山 弘前は東京より緯度が高いからか気持ち日の入りが遅い気がしました

今回は弘前駅前徒歩0分の東横インさんにお世話になりました



今回の宿は東横イン弘前駅前 駅に隣接していて鉄道旅には絶好のロケーションでした



東横インホテルの朝食 コロナ対策でしょうか、バイキングではなくお弁当形式の個包です
欲張ってたくさん持ってきて食べきれなかったので部屋に持ちかえり後で食べました

おわりに


かなり密度の高い旅となりました
それだけ、弘前というところはいろいろなものがコンパクトにまとまって
歴史の積み重ねが幾重にもなっているのが短期間で見ることが出来ました

心残りは記事にして紹介することが出来なかったアップルパイのおいしいパン屋さん
弘前は津軽リンゴのふるさとだけあっておいしいリンゴを使った洋菓子やパン屋さんがたくさんあって
手作りのアップルパイが自慢のパン屋さんを訪ねたのですが早い時間に売り切れとなっていました

この旅をするきっかけとなった太宰治の小説「津軽」
昨年は今別を旅して、今年は弘前と五所川原、金木まで足を延ばせました
再び、小説「津軽」を読んで次はどこの舞台を訪れようかなんて考えています

次回の旅が楽しみです


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