SSブログ

青森 津軽半島の旅 三厩 義経寺 [北海道・東北]

義経伝説の残る 三厩義経寺へ


源義経は奥州平泉の衣川で自刃したといわれていますが、源頼朝に追われ、龍飛崎まで逃げて荒れ狂う海を前に観音像に祈ると、3頭の龍馬が現れ、海峡を渡ることができたという伝説が残る寺であります。(青森県観光情報サイトより引用)



少し前に青森県の津軽半島を旅しました


津軽半島の突端にある竜飛崎の少し手前に義経伝説の残るお寺がありました。
JR津軽線の終点三厩駅から距離にして約2km、漁港を見下ろす高台にそのお寺はありました

史実では奥州藤原氏の居館・衣川館(岩手県平泉町)で最期を遂げた源義経ですが
津軽海峡を渡り蝦夷地(北海道)へ落ち延びたという『義経北行伝説』が北東北から道南にかけて残されています

龍飛崎付近の青森県三厩(みんまや)にはその北行伝説を裏付けるかのように
義経にまつわる史跡が多く残っているそうで義経寺もそのひとつです


義経寺の写真をまずはご覧ください
























170段もある石の階段を上った先には仁王像の門が出迎えてくれます
海に向かって並んだ地蔵や、その先に垂れこめた雲と鉛色の津軽海峡の海が印象的でした

観光シーズンを外していたためか観光客の数もまばらで
小一時間境内を自由気ままに撮影をしました

そういえば、太宰治も小説津軽の中でこのお寺へ立ち寄ったようです
帰宅後に気になって図書館で津軽を借りてきて読みましたが
改めて再訪したくなる内容でした



青森県観光情報 義経寺
https://www.aptinet.jp/Detail_display_00002142.html

青森県観光情報サイト(義経寺)
https://aomori-tourism.com/spot/detail_2142.html


津軽伝承料理: 発酵、うまみ、プラントベースを駆使した食の知恵

津軽伝承料理: 発酵、うまみ、プラントベースを駆使した食の知恵

  • 作者: 津軽あかつきの会
  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 2021/07/24
  • メディア: 単行本



津軽通信 (新潮文庫)

津軽通信 (新潮文庫)

  • 作者: 治, 太宰
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2022/06/18
  • メディア: 文庫



nice!(25)  コメント(3) 
共通テーマ:旅行

nice! 25

コメント 3

コメントの受付は締め切りました
八犬伝

白黒写真が、良く似合う光景ですね。
義経伝説、東北にありますね。
by 八犬伝 (2020-11-27 21:40) 

song4u

義経伝説の真偽のほどは別にして、海沿いの厳しい環境にあり、
修行の場として長い歴史を刻んでいるのでしょうか。
義経寺・・・「ぎけいじ」と読むんですね。
色々な言い伝えがありそうで興味は尽きませんね。
九州からだとほぼ日本の端と端。もうちょっと近けりゃなあ(笑)
by song4u (2020-11-28 11:22) 

gardenwalker

★ 八犬伝 さん
お天気が曇っててイマイチだったので現像のタイミングでモノクロにしてみました。
改めて見返すと天気が良くてコントラストがついてしまうより曇ってモノクロにして正解だったと思います。

★ song4u さん
冬にやってきたら修業の場という言葉がぴったりなんでしょうね
若いころに比べると歴史に縁のある場所や地域って興味が湧きだすと尽きないものですね。
青森県は東京からもやはり遠いです(笑)
by gardenwalker (2020-12-02 19:00) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。