信州 松本のレトロな街並みを散歩しました [長野・新潟]
9月上旬に長野県の松本に行ってきました
今年だけでも松本の訪問は3回目だったのですが
ちょっとレトロな建物がたくさんあるエリアを知ってしまい
青春18きっぷの消化のために日帰りで旅をしました
この旅は気合を入れてデジタル一眼レフカメラを持って行ったのですが
不覚にもバッテリーが残っていなくて全てスマホカメラでの撮影となりました。
松本ってどんなところ?
国宝松本城を中心とする旧城下町。
城下町は松本城の外堀に沿って善光寺街道が通っており、千国街道や野麦街道が分岐する交通の要衝となっている。
1871(明治4)年の廃藩置県後、1876(明治9)年まで長野県とは別に筑摩県が置かれ、
その県庁所在地になっていた。
長野県との合併後も拠点機能の一部は松本市に置かれ、日本銀行の支店や旧制高等学校が設置された。
キャッチフレーズは「文化香るアルプスの城下町」
(Wikipediaより引用)
町を歩けば歩くほど、文化の香りを強く感じる自然と調和の取れたところ
私が松本に持つ印象です
城下町松本の玄関口、JR松本駅
水と人形のまち 高砂通り
高砂通りは人形店が軒を連ねる歴史ある通りで、パン屋、コーヒー専門店なども
通りの雰囲気に調和している、と案内サイトなどで紹介されています
東端には源智の井戸があります
中町通りやなわて通りに比べると観光客の姿はまばらでした
中町通り もはや松本の代名詞的存在
江戸時代や明治時代に大火から守るために、漆喰で作られた“なまこ壁の土蔵”が今も数多く残っている商店街です。
最近建てられた建物も一部をなまこ壁にしたりして景観を統一している通りです。
松本観光の人気スポット上位にランクされているので観光客がたくさんいます。
中町のシンボル的存在の蔵シック館
内部を無料見学できます
見る建物が新鮮です
なわて通り
縄手(なわて)の町名は、松本城の南惣堀(みなみそうぼり)と女鳥羽川(めとばがわ)の清流にはさまれた「縄のように細く長い土手」に由来していると言われてます。
なわて通りのイメージキャラクターであるカエルは、女鳥羽川が再びカジカガエル(※)が住めるような綺麗な川になることを願ってなわて通りの東西の入り口に立てられたそうです。
※カジカガエル・・・綺麗な川にしか生きていけないカエルで、昔の女鳥羽川にはたくさんのカジカガエルが住んでいたそうです。
明治12年に建立された四柱神社(よはしらじんじゃ)
なわて通りはその参道として発達してきたそうです。
「ALWAYS三丁目の夕日」などの作品で知られる松本市出身の映画監督山崎貴氏がデザインしたキャラクター「Y―cat(ワイキャット)」が縄手通り入口辺りにいました
この夏に同氏の企画展が松本市美術館で開催されてた関係で市内のあちこちにいました。
上土通りとその周辺
松本城の東側、東門前の馬出し廊の堀の土を上げたところから町名となったようです
大正ロマンのまちをコンセプトに建物の外側は昔のままに改装したりしていて
建築に興味がなくても思わず引き込まれてしまう通りです
今回の旅の目的はこの通りを見に行く、といっても過言でないほどでした
松本は水のまち 井戸のまち
松本平は周囲を山々に囲まれ、特に美ヶ原、東山などの筑摩山地に降った雨や雪が、松本市街地の地下で巨大な水がめを形成し、非常に豊富な地下水に恵まれている地域となっています。
地下水が豊富である地域の特性を活用し、中心市街地に新たな井戸を整備したり、個人所有の井戸を市民や観光客等に利用可能なものに整備する場合に補助金を交付したり、松本はかなり井戸に力を入れているのが分かります。
松本市美術館 草間彌生のアートに触れる
松本が高い文化の町というのがこの美術館を見るだけでも分かる気がします
美術館に入場しなくても無料で見ることが出来る屋外も魅力的です
壁やベンチ、自動販売機、空き缶入れまでドット柄です
草間彌生の常設展を見学しました
撮影OKなのが、このカボチャだけなのですが
前衛とはこんなものなのか! と思いました
ランチはホテル花月の八十六温館(ヤトロオンカン)で
老舗ホテル「花月ホテル」の喫茶室でランチをいただきました
今回の旅のもう一つの目的はここでした
一日限定何食かは聞くのを忘れましたが
限定メニューのワンプレートランチです
真ん中の丸いボウルはグラタン、コーンスープ
サラダ、厚切りベーコンとバターライス(だったか?)
一口ステーキに焼いた野菜がひとつのプレートに
所狭しと載っています
味の方は、もちろん美味しかったです!
お店に入る前はワンプレーとランチの看板があったはずでしたが
どうやら私が最後の一食だったみたいです
松本城は暑かった
松本のシンボルといえば松本城ですが
この日の松本は最高気温が37℃でした。(帰り道に見た松本駅の温度計電光掲示板)
とにかくクソ暑くて、天守閣まで行かずに撤収しました。
これで松本の観光は終了
滞在時間は約4時間ですけど、けっこう回りました
上諏訪駅周辺を散策
往路、自宅から松本までは各駅停車で約5時間
同じ道のりを戻りますが、上諏訪止まりの電車に乗ったので
次の小淵沢行きの電車まで小一時間過ごしました
松本市内を歩き疲れたので
上諏訪駅のホームにある足湯でくつろぎます
でも暑い日だったので5分くらいで汗が噴き出てきて終了
改札を出て周辺をぶらぶらします
今でも営業しているのか潰れたのか分からないような
スナックや居酒屋が建ち並ぶ一角がありました
諏訪地方は精密機械メーカーがたくさんあって
夜には賑わう(賑わっていた?)ようです
談話室と看板にありました
そろそろ帰りの電車の時間が近づいてきたのでこれにて散策は終了です。
この後、小淵沢、高尾、お茶の水と乗り継ぎ帰ってきました
急ぎ足でしたが、青春18きっぷ利用で往復2,500円弱のお得な旅でした
松本から諏訪湖温泉と、旅を満喫なさいましたねえ。
松本は本当になつかしいです。
コロナ禍以降行ってないのが残念ですが、写真を拝見するに、
大きくは変わってないみたい...少しホッとしました。
by ナツパパ (2023-09-27 09:26)
松本
見慣れた光景で、懐かしいです。
良い街ですよね。
それにしても、バッテリー切れとは
残念でしたね。
by 八犬伝 (2023-09-28 13:28)
安曇野に2年近く単身赴任していたので、松本は何度も行きました。
懐かしいです。
by U3 (2023-10-01 10:22)
★ ナツパパ さん
ここ数年、毎年松本に行ってますが
町の風景は変わってないですねー
★ 八犬伝 さん
松本をさらに掘り下げるきっかけは八犬伝さんのブログでした
バッテリー切れは痛恨の極みです
でも、スマホでもなんとかなるのも分かりました^^;
by gardenwalker (2023-10-02 21:45)
★ U3 さん
ありがとうございます
安曇野、いいですよねー
by gardenwalker (2023-10-02 21:47)