四国旅行(1) しまなみ海道から下灘駅を目指して [四国]
去年(2023年)の夏に家族で四国へ旅行しました
コロナが5類になって世の中が本格的に動き出したのと
娘が大学4年、息子が高校2年で、長期の家族旅行は最後のチャンスかなと
いつも、自分だけ(息子と2人もあるが)出かけてばかりで
という声にも応えなければならない状況もあり
私がかつて仕事で訪れた以外は
家族全員初四国ということで徳島県を除く四国をぐるっと一周することにしました
今回のルートは下記のとおりです
(1日目)
羽田空港 7:15 = NH583 = 8:40 松山空港 = 来島海峡PA = 大三島(大山祇神社、道の駅多々羅) = 生口島(瀬戸田サンセットビーチ) = 大島(亀老山展望公園)= 今治城 = 下灘駅 = 大洲(泊)270km
(2日目)
大洲 = 柏島 = 竜串(見残し奇岩)= 足摺岬 = 佐田沈下橋 = 黒潮町(泊) 255km
(3日目)
黒潮町 = 佐川町(司牡丹酒造) = いの町紙の博物館 = 琴平(金比羅宮) = 高松港 ~ 土庄港(小豆島) = 池田(国民宿舎・泊)255km
(4日目)
池田(国民宿舎)= 道の駅オリーブ公園 = エンジェルロード = 四方展望台 = ヤマロク醤油蔵 = 二十四の瞳映画村 = 土庄港 ~ 高松港 = 道後温泉(泊) 245km
(5日目)
道後温泉 +++ 伊予市駅(高島屋観覧車)+++ 三津の渡し +++ 松山城 = 松山空港 19:40 = NH598 =21:15 羽田空港
小さめのサイズの写真はスマホで、それ以外はデジタル一眼で撮影しています
しまなみ海道の入り口・来島海峡PA
松山空港でレンタカーをピックアップして向かったのはしまなみ海道です
いつもは往復の交通と現地のレンタカー、宿の手配だけで
おおよそ、ここへ行こうかくらいの行き当たりばったりの旅なのですが
入念に観光地や食事場所などリサーチしてから出かけました
それでも、土産を買う時間が思うより伸びたり
急に気が替わって回り道したりとアバウトな旅でした
立派なパーキングエリアでした
今治といえば、造船とタオルの町ですね
いい眺めです
あまりの長めの良さと土産物の数が多くて最初から予定の時間をオーバーしました(笑)
大三島(大山祇神社、道の駅多々羅)
大山祇神社で旅の安全を祈願
大山祇(おおやまづみ)神社は、大山積神を祭る神社の総本社とされ
三島神社や大山祇神社として全国に勧請されています
山の神・海の神・戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めました
社格は伊予国一之宮です
小さな島に一之宮の神社があるんですね
かつて村上水軍が隆盛を極めたからでしょうか
四国の陸地よりも島の方が栄えていたのかもしれませんね
本殿正面にそびえる御神木です
「小千命 <おちのみこと>御手植の楠」と呼ばれ、大山積大神の子孫である「小千命」によって植えられたと伝えられています。樹齢は2600年あまりだとか。
道の駅多々羅で瀬戸内の海の幸を
お昼ご飯は大山祇神社の前にある「大漁」という定食屋さんが
安くてボリュームがあって、美味しいと評判だったのですが
待ち時間が1時間以上ありそうだったので道の駅の食堂にしました
(今回の旅は時間との勝負だったので)
家族それぞれが違うメニューを選びました
一人だけ写真を撮る前に食べて始めてしまったので3人分です
観光地価格でしたが、なかなか美味しかったです
驚きだったのはみそ汁の味が普段の味と全く違っていた事
関東ではかつお節で出汁を取りますが
何でしょうか、少し甘い味な気がしました
芸術の島・生口島(瀬戸田サンセットビーチ)
多々羅大橋を渡って生口島に来ました。ここから広島県です。
生口島はアートの島と呼ばれてまして、現代アートのアーティストが風景から受けたインスピレーションを遊び心と芸術性をもって、自ら場所を選んで設置した17体の作品が、島内各所にに点在しています。
そのうち2つを見てきました。瀬戸田サンセットビーチにあるものです。
スマホの広角レンズはかなりワイドです
デジタル一眼には24-120mmのズーム1本だけ付けて出かけたので重宝しました
24ミリでこれが精いっぱい
こういう絵は一眼ならではですね
これもアートなのか?
アートではないが、モノクロでアートっぽくしてみました
しまなみ海峡大橋の大パノラマ・大島(亀老山展望公園)
しまなみ海道といえば、亀老山展望公園からの写真が旅行パンフレットなどでよく目にします
午後に行ったので橋を見下ろす方向は逆光でしたが眺めは最高でした
駐車場の売店で、亀老山オリジナル<玉藻塩アイスクリーム>を発見
かなり暑い日でしたので即4人分購入です
玉藻塩なる塩を振りかけて食べるのですが激ウマでした
展望台から帰ってくる人たちは、ほぼ全員食べていました
藤堂高虎が築いた日本屈指の海城・今治城
しまなみ海道では3つの島を巡りました
この日の宿泊は愛媛県西部の町の大洲ですが
下灘駅での夕日を見る前に時間があるので今治城へ立ち寄りました
今治城は、関ヶ原の戦いの戦功により伊予半国20万石を領した藤堂高虎が
瀬戸内海に面した海岸に築いた大規模な平城です
海水が引かれた広大な堀や城内の港として国内最大級の船入を備えた日本屈指の海城でした
明治維新後に建造物のほとんどが取り壊され内堀と主郭部の石垣を残すのみとなりましたが
昭和55(1980)年以降に主郭部跡に天守をはじめとする櫓や門などの再建が進んで
現在では雄大な城郭の姿が往時を忍ばせています
※明治維新では、城ばかりでなく武士との繋がりが深かった寺なども壊されていました
瀬戸内の魅力ここにあり・JR下灘駅
旅情誘われる駅で、一度行ってみたいとずっと前から思ってました。
日没くらいに列車がやってきて盛り上がりました
青春18きっぷのポスターに何度か登場している駅ですのでご存じの方も多いかも
ホームから広い海(伊予灘)を眺めることができ、駅周辺は鉄道写真の撮影名所の一つとして鉄道ファンの間に知られている。(Wikipediaより引用)
なるほど。
一枚手前の写真と全く同じ構図です。
スマホ(google pixel)の消しゴムマジック機能で消去しました
電柱と電線も風情がありますね
こんなにたくさんの観光客がいました(驚)
今回の旅のお供はカローラ・ハイブリッドです
松山空港から最終日の朝に松山市内で返却するまで一緒でした
これまではの家族旅行ではヴィッツ(ヤリス)クラスのレンタカーでしたが
荷物が4人分積めなかったり、後部座席が狭かったり不評でしたので
このクラスにしたのですが正解でした
かつてのコロナやカムリセダンくらいの室内空間がありました
走りもそこそこいい走りをしてくれました。
ということで、2日目に続きます
まっぷる 愛媛 松山・道後温泉 しまなみ海道 (まっぷるマガジン)
- 出版社/メーカー: 昭文社
- 発売日: 2022/11/14
- メディア: ムック
これはかなりのハードスケジュールですね。
しまなみ海道はいいですよね。
大山儀神社で珍しい
厠神 不浄除けのお札を見つけ
買って帰りトイレに貼っています。
亀老山の玉藻塩アイスクリーム
私も食べました。美味いですよね。
by 八犬伝 (2024-02-18 12:46)
とても愉しそうな旅、わたしもぜひやってみたいです。
最後の駅は夕陽がとてもきれいなのですね、すばらしい景色の駅です。
by ナツパパ (2024-03-16 13:49)