SSブログ

イタリア旅行 2016年 その3 チンクエテッレ・ピサ編 [┣イタリア旅行2016年8月]



夏休みのイタリア旅行の3日目は
5つの村、の意味を持つ
チンクエテッレに行ってきました

チンクエ・テッレ(イタリア語: Cinque Terre)は、イタリア北西部のリグーリア海岸にある5つの村を指す。険しい海岸に色とりどりの家屋が並ぶ文化的景観によって知られており、ポルトヴェーネレや小島群などと共にユネスコの世界遺産に登録されている。また、チンクエ・テッレはワインの産地としても知られる。(ウィキベディアより)




さて、チンクエテッレへは2泊目の宿泊地である
フィレンツェから向かいました

ミラノで1泊をして、コモ湖を観光して
駆け足でミラノの観光地を回って
その日のうちにトスカーナへ

フィレンツェで迎えた朝
ホテルの窓からはトスカーナ特有の
緑の丘陵が見えました



眼下には郊外とフィレンツェの中心を結ぶ
トラムが走っていました

フィレンツェからチンクエテッレまでは
トレンイタリア(FS)が運行している
レギオナーレと呼ばれる列車で向かいました

※Regionale
ローカル列車で都市近郊の小さな町にも停まる日本でいうと普通列車や快速列車に相当します

フィレンツェを朝の7時半過ぎに出発する列車は
4人掛けのボックスシートが並ぶ車両で
途中には斜塔で有名なピサを経由して
チンクエテッレの入り口となるラスペツィアへ

約2時間半のローカル列車の旅は
陽気な(悪く言うとヤカマシイ)小さな子供連れの家族や
大きな袋をいくつも抱えた移民と思しき人々
などなど、優等列車では想像がつかない面々と旅をしました

油断して寝てはいられない
手荷物を手放しちゃいけない
といった緊張感を味わいながら



そして降り立ったのはリオマッジョーレという町
断崖絶壁にマリンブルーのリグリア海
ここでは「愛の径(こみち)」と呼ばれる
断崖の海岸沿いの道を散歩します

[くつ]

[くつ]

[くつ]



あ”ー [爆弾][爆弾][爆弾]

リサーチ不足でした [バッド(下向き矢印)]

なんと、崖崩れにより
愛の径は立ち入り禁止 トホホ・・・ [もうやだ~(悲しい顔)]



気を取り直してリオマジョーレの中心地
カラフルな家並みが断崖に建つ風景を見に来ました

左側の海岸をよく見るときれいな模様をした岩が見えます
地理か地学で習いました柱状節理ってやつでしょうか
ここいらも火山活動があったってことですね

イタリアで起こった地震も頷けます



眼下は岩場の海岸になっています



写真からは分からないと思いますが
この日はとても暑い日で手持ちの水が温かくなってしまい
Co-opで冷たいミネラルウォーターを買い足しました
その店先に並んでいたトマトも美味しそうでした

[電車]



続いて5つの村のもうひとつの村
ヴェルナッツィオにやってきました

村から村の移動は30分おきに走っている
電車で簡単に出来るんです



こちらは猫の額ほどのビーチがあって
家族連れが海水浴を楽しんでいました



沖を見るとクルーザーや観光用のモーターボートが見えます
村から村の移動は電車のほかにボートでも出来るんです



ちょっとお腹が減って来たのでお昼にしました
まずは、バケットにフレッシュトマトとアンチョビをのせて
オリーブオイルをかけていただくブルスケッタ

アンチョビの塩味とトマトの酸味がたまりません
思わず、昼からビールおかわりです [ビール] [ビール]



せっかく海に来たのでシーフードを頼みました
イカと蛸とジャガイモとオリーブの実を炒めたものです

これも無茶苦茶美味しかったです
ビールをおかわりしたかったですが
お腹がいっぱいになって来たので
ワインを頼みました [バー]



そして、スパゲッティ

これはイマイチ・・・麺が伸びてました [バッド(下向き矢印)]



こんなところや



あんなところにもレストランがありました



いきなり座り込んで
そこいらで買ってきたパンを食べる若者も多数いたりして
アマルフィ海岸よりは庶民的なんだなぁ、と感じました

ここまで見た所でフィレンツェからの日帰りのために
2つの村しか見てませんが後ろ髪を引かれつつ帰りの列車へ

[電車] [電車] [電車]



そして、帰り道はピサで途中下車をして斜塔を見に行きました
ピサの駅からは路線バスで10分くらいで着きます

手前の建物はドゥオモです
なんだかこの写真は塔が傾いて見えませんね

レンズのいたずらです



はい、ちゃんと傾いています
日陰がまったくない場所でしたので
斜塔の傾きを手で押さえる様な写真だけ撮って
ここは撤収しました

この季節、フィレンツェやピサの日没は8時過ぎでしたので
たっぷり観光が出来ましたが
けっこう疲れました

この日はフィレンツェ駅近くのスーパーで
ワインとチーズとハムとパンを買って
ホテルで部屋飲みをして終わりました [眠い(睡眠)]

ということで、イタリア旅行2016は次回へ続きます




CREA Traveller 2016 Winter No.44

CREA Traveller 2016 Winter No.44

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/12/10
  • メディア: 雑誌



madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン)やっぱりおいしいイタリア。~旅特集・完全保存版! 2009年 9/20号 [雑誌]

madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン)やっぱりおいしいイタリア。~旅特集・完全保存版! 2009年 9/20号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2009/09/05
  • メディア: 雑誌



世界遺産CINQUE TERRE―現代に息づく12世紀の佇まい 荒井明写真集 (LIFE BOOKS)

世界遺産CINQUE TERRE―現代に息づく12世紀の佇まい 荒井明写真集 (LIFE BOOKS)

  • 作者: 荒井 明
  • 出版社/メーカー: 日本写真企画
  • 発売日: 2005/01/31
  • メディア: 単行本



nice!(37)  コメント(6)  トラックバック(0) 

nice! 37

コメント 6

コメントの受付は締め切りました
八犬伝

その列車では、私も寝れないです。
危ない危ない。
それにしても、海の色が綺麗ですね。
by 八犬伝 (2016-10-17 20:35) 

kyon

美しい風景ですね。
青空の白い斜塔が映えますね。
いつか行ってみたい風景ですが、列車、落ち着きませんねぇ^^;
by kyon (2016-10-19 07:04) 

あおたけ

透き通ったクリアな海の色、
そして崖にひしめき合うカラフルな家々、
ステキな風景ですね〜♪
お目当てだった愛の径が崖崩れで通れなかったのは残念。。。
私も以前に青の洞窟が見たくてカプリ島へ行ったのに、
満潮で見られなかった時のことを思い出しました(^^;)
海辺の街のイタリアンシーフード、とっても美味しそう☆
by あおたけ (2016-10-19 09:11) 

aatyan

素敵なところですね。そして美味しそう^^
行った気分にさせていただきました♪
次回が楽しみです!
by aatyan (2016-10-20 20:56) 

gardenwalker

★ 八犬伝 さん
日本では感じませんが
イタリアでは優等列車に乗れる人
そうでない人の 差 が歴然としていて
とても新鮮でした
海の色、日本ではないですねー

★ kyon さん
同じ季節、同じ地球の上なのに
日本とイタリアの空の色は全く違いました!
石造りの建物がとても印象的でした!
by gardenwalker (2016-10-22 10:47) 

gardenwalker

★ あおたけ さん
青の洞窟いかれましたかー!
私も入場率1勝2敗で 0.333です(笑)
魚介料理は味付けがシンプルだったけど
それがかえってとても美味しかったです

★ aatyan さん
観光地や食べ物、ショッピングなど
どれをとってもイタリアはいい所ですよ^^/
by gardenwalker (2016-10-22 10:50) 

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。