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山梨の酒蔵古民家カフェとキウイジャム造り(養老酒造 櫂) [静岡・山梨]



去年の暮に山梨県の山梨市に行ってきました
山梨市というと渓谷美で有名な西沢渓谷があるところなのですが
冬なのでそこまでは行かず甲府盆地の裾あたりの場所を訪れました

ぶどう畑の丘とくだものが生る公園、そして造り酒屋のカフェでランチをいただき
雄大な自然を眺めながら過ごしました

山梨市の養老酒造 櫂でいただく絶品ランチ




まずは、腹ごしらえに養老酒造さんのカフェのランチをいただくことにしました



造り酒屋っぽい門構えです



築200年を超えるという建物がカフェになります



2階の屋根裏をカフェに改装したそうでいい雰囲気です



写真は一番人気メニューの蔵元ごはん 1,950円です



養老の日本酒を加えて2日かけてコトコト煮込んだ角煮



酒粕の風味に包まれて旬の野菜がたっぷりの粕汁
野菜の素材をいかした美味しさで、形が崩れる直前くらいまで煮込んでいました



雑穀屋e’-s millet のオリジナル雑穀使用した雑穀ごはん
なんか、健康に良さそうな気がします。(これだけ食べたのに)

それから熟成した養老の酒粕で漬け込んだ旨味たっぷりの鮭は皮まで丸ごと食べてしまいました。

ここは飛び込みで入りましたが、要予約です
平日のお昼にも関わらず予約のお客さんがひっきりなしにやって来てました

わたしは口コミを見てやってきましたが次回は予約をしてから行こうと思います
思い切り、胃袋をわし掴みされたような気分になりました

★蔵元ごはん&カフェ 酒蔵 櫂
〒405-0041 山梨県山梨市北567
https://www.sakagura-kai.jp/



食後に軽く付近を散策 そこに日本の原風景を見た


養老酒造さんの周りは昔ながらの住宅街で
季節柄干し柿を軒に吊るしている景色を見ることが出来ました
この干し柿は「枯露柿」とよばれ山梨県の特産品だそうです







なんか癒されますね、この風景

★農水省 うちの郷土料理 枯露柿
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/korogaki_yama_nashi.html

富士山が見えるぶどう畑の丘の上に建つ笛吹川フルーツ公園へ


養老酒造さんの背後にはぶどう畑の丘が控えています
その丘の上に笛吹川フルーツ公園があります
公園内には12月でしたがまだ果物が生ってました



観光農園によくあるぶどう棚ではなく西洋式の畑ですね
畑の向こうには秩父や奥多摩の山並みが見えました



柿の木です、立派な大きな柿の実がありました



富士山が見えます



ちょっと違う丸い形の柿もありました



黄色い実はかりんです
初めてかりんの実を見ました



このあと、かりんやりんごが入った温泉に浸かりました
甲府盆地の夕暮れの風景を眺めながらいい気分で

★山梨県笛吹川フルーツ公園
〒405-0043 山梨県山梨市江曽原1488
https://fuefukigawafp.co.jp/



甲府駅近くの焼き鳥屋 丸八 にて


この日は甲府駅前のビジネスホテルに泊まったので
行きつけとまではいきませんが、お気に入りの焼鳥屋さんで1時間1本勝負



私のお気に入りはレバー焼の塩と焼酎ハイボール
味の付いたお酒は焼き鳥のおいしさを半減させてしまうので
このお店に入ったら、男は黙って焼酎ハイボールです(笑)



焼き鳥メニューはこんな感じ



飲み物はこんな感じ、安くはないかな



木目の年季の入ったカウンターテーブルに焼酎ハイボール



外はパリッパリ、中はしっとりのレバー
実はレバーが苦手な私なのですが、ここのレバーは一味違います



これは外せない、看板メニューのもも焼きです
若鳥と親鳥の2種類があって親鳥を選びました

若鳥は柔らかくて食べやすい
親鳥は固いけど噛めば噛むほど鳥の旨味が出てきますよ

ということで、親鳥にしてみました
丸のままでも提供できますが細かく切りますか
というので細かくしました

口に入れると、焼きすぎかと思う程固いのですが
噛んで行くうちにじわじわ肉の旨味が出てきます
焼きすぎではなく肉質が硬いんですね

とりあえず、これで撤収です
〆のラーメンを外で食べて部屋に帰って寝ました

こんな暮れの山梨の旅でした

★絶品もも焼きを紹介している記事がありました
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/welcome/kofu50things/detail_20.html

★丸八焼鳥店 平和通り店
〒400-0031 山梨県甲府市丸の内2丁目16−7
https://kofu-tourism.com/gourmet/132



年末の休みの大イベント キウイジャム作り


さて、笛吹川フルーツ公園で規格外のキウイフルーツが
ビニール袋詰め放題500円というものをやっていて60個ほど買ってきたものがありまして
熟していなかったので毎日食べていたのですが全然減らないのでジャムを作ることにしました

一般的なレシピサイトをみると材料は以下の通り
キウイ 200g
グラニュー糖 100g
レモン果汁 大さじ1

でも、キウイフルーツの量がハンパでないので
砂糖の量は味を見ながら決めることにしまして
ジャム作りを開始します



30個以上 はじかれ君 たちが残ってました



一つ一つ丁寧にとはいきませんでしたが
根気よく皮を剥いてゆきました
大根の桂剥きよりも皮が硬くて腱鞘炎になりそうでした



熟す前の状態に大さじ何杯入れなければいけないのかと・・・
すっぱくなりすぎると後で食べられなくなるので
ここでは数滴だけたらしてみることに



我が家にはグラニュー糖がなく甜菜糖しかないので代用します
こちらもキウイフルーツの量の半分の砂糖を入れるなんて考えられず
あとで味見をしながら増やしてゆけばよかろうと大さじ2から3杯だけ入れました



ラップにかけて1時間ほど放置します



水分が出てきたところで



形を崩してゆきますが
思いのほか柔らかくなっていないので



半分以上形が残ったまま鍋に移して火に掛けます



火にかけて柔らかくなってきたところで形をさらに崩し
味見をしたところあまりにも酸っぱすぎるので砂糖を数杯
それでも全く足りないものの砂糖の在庫がなくなる危険があったので
はちみつを加えて煮詰めてゆきました



そして完成です!

けっこう砂糖やはちみつを入れた割には酸味の強いジャムとなりました
逆にいうと、市販のジャム製品がどれだけ砂糖が入っているかと考え恐ろしくなりました

保存料無添加のジャムですので
ここから毎日消費が始まりました
トーストに塗ったり、ヨーグルトに載せたり
焼き肉のタレに混ぜたりしながら
1か月で食べきりました


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コメント 5

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ナツパパ

美味しいものが並んだ記事、堪能しました。
手間のかかったランチも同じく手間をかけたジャムも、どちらも素敵です。
日々の暮らしにこういった句読点がある愉しくなりますね。
...あ、焼き鳥に焼酎ハイボールはよだれが出そう...うう、食べたいのみたい。
by ナツパパ (2023-03-06 09:07) 

ぼんぼちぼちぼち

築200年でやすか!びっくり!
こういう歴史ある建築物を、カフェとして遺し続けるって、素敵なアイデアでやすね!
鮭の粕漬け、美味しそうでやす〜
by ぼんぼちぼちぼち (2023-03-07 11:18) 

八犬伝

2日煮込んだ角煮ですか
聞いただけでも美味そう
焼き鳥も、美味そうですね。
あっ、もちろんキウイジャムもですよ。
by 八犬伝 (2023-03-08 21:05) 

gardenwalker

★ ナツパパ さん
美味しいものを食べるのは、やはり楽しいですよね!
句読点、仰る通り、ですが、なかなかダラダラ過ごしがちなんですよ、実は

★ ぼんぼちぼちぼち さん
築200年って、凄いですよね
木造でも、人がそこに生活して手入れをすると生きてるんですよねー
by gardenwalker (2023-04-11 22:06) 

gardenwalker

★ 八犬伝 さん
古民家酒蔵の角煮は是非八犬伝さんにも召し上がっていただきたいと思います
雰囲気もすごいよかったです
by gardenwalker (2023-04-11 22:08) 

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