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古い街並みが残る街 桐生に行ってきました [茨城・群馬・栃木]

古い街並みが残る街 桐生に行ってきました




少し前の9月になりますが群馬県の桐生市に行ってきました

きりゅう、どこだそこ?
と思う方がいらっしゃるかもしれません

桐生市(きりゅうし)は、群馬県南東部にある市で古くから絹織物を産する機業都市です。
市内に多くの産業遺産があって、桐生織物会館旧館を含む6件の日本遺産や130件以上の国登録有形文化財が残されている街なんです

私が桐生を知るきっかけとなったのは、おそらく何かのテレビ番組だったかと思いますが
桐生の古い街並みが見てみたくなって日帰りでお出かけしました

三角屋根の工場


子供の頃にお絵かきで工場を画くと
三角屋根のギザギザした鋸の歯のような屋根をした建物を画いた記憶があります
昔は工場というとこんな形をしていたなぁ、と思う建物が市内のあちこちにあります





北側の屋根に付けられた天窓から柔らかい光が差し込み、天井が高く
三角形の木組みの梁(はり)がとても印象的でした
天窓から差し込む光が紋織物の色合いをチェックするには最適だったとか

有鄰館とその周辺


有鄰館は桐生市桐生新町重要伝統的建造物群保存地区内である本町二丁目にありました
かつては酒・味噌・醤油を醸造し、保管するために使用されていた江戸時代から昭和時代にかけての11棟の蔵群がいまでも残っています













タイムスリップしたかと思うような建物


JR両毛線の桐生駅から有鄰館や鋸屋根の工場などは歩きでぐるっと回って1時間圏内にありました。
それらのスポットを巡る途中にもレトロな建物があちこちにあるので、立ち止まってはカメラを構えて
過ぎてゆく時間も忘れる程でした







関東の駅百選に選ばれた上毛電鉄 西桐生駅舎


1928年(昭和3年)の開業当時からの駅舎で外壁は褐色のモルタル仕上げで
マンサードといわれる独特の屋根をした洋風建築を代表するような木造駅舎だそうです。
そして、飾りガラス、上げ下げ窓のついた待合室など、ヨーロッパの小都市の駅のような風情が漂います。
内壁は漆喰(しっくい)、天井は板張りで、四隅に鋳物製の換気口が設けられています。
2005年に駅舎はプラットホームとともに国の登録有形文化財になりました。





この日は午前中に足利に寄っていたので夕方近くなってからの訪問でした
緊急事態宣言中だったからか、日曜日にもかかわらずほとんど人を見かけませんでした

短時間ではありましたがおもな見どころを見ることが出来、古い街並みや建造物に感動しました
駆け足で回ったので、もう一度訪れてじっくりと見て回りたいと思いました。

■桐生へのアクセス

<JRで>
高崎線 高崎駅から両毛線で約45分
東北線 小山駅から両毛線で約55分
<東武鉄道で>
浅草駅から特急りょうもう号で約1時間40分

東武鉄道でのアプローチがいいかと思います
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