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真夏の水郷佐原 小野川沿いの古い街並みを見てきました [千葉・埼玉]

千葉県北東部 利根川の水運で栄えた町 佐原 への旅


千葉県の香取市に佐原というところがあります。
佐原には小野川という川があって、伊能忠敬の旧居があります。
伊能忠敬というと日本を歩いて日本地図を作った歴史に残る人物です。



今回はレンタカーで佐原を目指しました。東京からは京葉道路、東関東自動車道を利用しました。
東京駅日本橋口を起点にすると、自動車の利用でおよそ90kmの距離。渋滞がなければ2時間弱で着きます。
電車を利用すると東京駅から総武線の快速で千葉や成田まで向かい、成田線の普通電車に乗り換えて佐原までは2時間から2時間30分で到着します。

写真は「じゃあじゃあ橋」と呼ばれる橋です。伊能忠敬旧宅前にある、もとは江戸時代の前期につくられた佐原村用水を小野川の東岸から対岸の水田に送るための大樋(おおとい)だったんです。300年近く使われて、その後にコンクリートの橋になってからも橋の下側につけられた大樋を流れる水が、小野川にあふれ落ちてジャージャーと音を立てるのに由来しています。

真夏の直射日光を浴びて人の気配が消えた小野川沿いの古い街並みを歩く


佐原というとやはりイメージするのは江戸時代の風情が残る町並み。小野川沿いや香取街道沿いには江戸時代から明治にかけて建てられた古い町屋などが残っていて、重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。


左の建物が伊能忠敬旧宅です


小野川沿いの蔵や木造家屋が立ち並んでします


美観を守るためでしょう電柱が地上に見えません

レトロな看板と丸い郵便ポストがある街並み


小野川沿いには蔵や木造の家の他にもレトロな雰囲気を感じられるアイテムがありました。
川沿いには民家や商店が軒を連ねていまして看板や古い郵便ポストなどが古い街並みを引き立てていました



酒は長久 ビールはキリン
昭和の昔、私の家には酒屋さんがキリンビールの瓶をケースで届けてくれてました
お酒は、黄桜とかがメジャーでしたが、長久って? ご当地の日本酒かと思いきや
検索で調べてみたら、和歌山のお酒でした



ファンタのこのロゴも懐かしいですね
瓶のデザインも懐かしい、っていうか新しい気がします



木造建築の軒に赤くて丸い郵便ポスト、絵になりますね

木造建築の 美 を見た


私が子供の頃に住んでいた実家もこんな木の壁の家でした
材木屋さんの壁看板が見えましたが、さすがいい仕事をしていますねー







木造家屋の家並み、揺れる柳の木、川沿いの石垣
この日は夕方を待たずに帰らなければなりませんでしたが
夕暮れの風景を見てみたいと思いました

川沿いに発展した町を実感


とても暑い日だったので表を歩く人を見かけなかったからでしょうか
本当に昔の日にタイムスリップしたかのような気分になりました











最後に


佐原は随分前から行ってみたいところでした
思い立っていくには近くなくて、いつでも行けそうな距離
それがなかなか訪れなかった理由でした

行ってみて思ったことは
これまであちこちの古い街並みを見てきましたが
これだけ規模の大きい古い街並みが残っている場所はそうない
貴重な観光資源だと思いました

佐原は水郷の町と言われるだけあって舟巡りが定番です
ただ、30分も炎天下の下で舟に乗ってじっとしていたら
熱中症になりそうだったのでやめておきました

ということで、過ごしやすい時期になったらもう一度訪れたいと思います
香取神宮や歴史的な洋館もまだまだ見てみたいところがたくさんあるので


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